練習帳

捌け口

今日の書く練習 4

 書くことを忘れないように。

 今日は学校帰りに道草している。ドーナツ屋さんの隅っこをすでに4時間も占領している。時間のせいかコロナのせいか、このお店で過ごしているお客さんは少ない。際立って静かではないけれど、うるさすぎるほどでもないから集中しやすい。それでやったことといえば、将棋を4局と携帯ゲームと読書をちょっとだけ。それから、今はこうやって書く練習をしている。遊んでばかりなんだから、そりゃ集中できるはずだ。今月末に試験があるとは思えない過ごし方だなぁ、と書きながら思った。でも、この席に座ってからそんなことすっかり忘れていたのだから仕方ない。

 この日記のきっかけになった本の姉妹本を読み切った。新書で読みやすいんだから、もっと早くに読み切ってもよかったのに時間がかかったものだ。読んだ箇所で至言だと思ったのは「形容詞の多すぎる言葉は信用しない方がいい」という一説。これは今日からでも使えるな、と思った。もともと形容詞の多い文章はなんだかゴテゴテしていてあまり好きではないから都合がいい。下手な形容詞は文章の主題を曖昧にしてしまう。